武石恵美子『国際比較の視点から日本のワーク・ライフ・バランスを考える』

法政大学の武石恵美子先生から、ご著書『国際比較の視点から日本のワーク・ライフ・バランスを考える−働き方改革の実現と政策課題』をご恵投いただきました。ありがとうございます。

(独)経済産業研究所(RIETI)の研究成果をまとめられたものとのことで、第I部では日本のワークライフバランス(WLB)の課題、第II部が米英蘭瑞の国際比較となっています。RIETIとESRI内閣府経済社会総研)が合同で実施した大規模な国際比較調査をもとに各国の分析が行われています。
ざっと見た範囲では、共通点として働き方の時間的・場所的自由度を高めることと保育サービスを十分に提供することがポイントになっているのではないかと感じました。今後の政策検討にあたって重要な基礎資料になる成果ではないかと思います。