中部産政研『定年後もイキイキと暮らすための働き方とライフスタイルのあり方』

(財)中部産業・労働政策研究会(中部産政研)様から、第23期調査研究報告書『定年後もイキイキと暮らすための働き方とライフスタイルのあり方』をお送りいただきました。ありがとうございます。
一部は近日中に、中部産政研のウェブサイト(http://www.sanseiken.or.jp/)にも掲載されるものと思います。
大阪大学大竹文雄先生と、名古屋市大の澤野孝一朗先生、名古屋商大の久米功一先生が研究主査を務められ、在職時から貯蓄・趣味・近所づきあいなどの備えをすることが大切なこと、健康維持への取り組みは在職時も退職後も幸福度を向上させること、退職後の生活についての企業による説明会は有益であることなどに加え、「せっかちな人や危険愛好的な人には天引きによる貯蓄をデフォルトにすることなどが必要」といった行動経済学の見地からの提言もされています。
「企業にむりやり雇い続けさせればそれでいい」という貧困な発想の皆様には、ぜひともお読みいただいて考え方を改めていただきたいものです。