中国「民工」悲惨な実態

週末の報道から。

 中国の出稼ぎ労働者「民工」の不安定な雇用の実態を告発し、中国で話題を呼んだ本を元商社員ら大阪府内の3人が初めて翻訳した労作「大地の慟哭(どうこく)−中国民工調査」が出版された。原書では「酷使され、差別され、命さえ軽んじられている民工」の悲惨な姿を浮き彫りにしており、日本語訳はよりわかりやすく表現。元商社員らは「高度成長を支える民工を紹介することで、彼らの境遇の改善になれば」と訴えている。
(平成19年6月2日付産経新聞夕刊から)

訒小平「南順講話」では、まずは沿海部が先行して工業化をとげて発展するが、いずれは内陸部、農村部まで発展が広がっていく…という考え方だったと思うのですが、はたして本当にそうなるのか、なるとしてどれだけかかるのか…。