愛・地球博 展示編その2

昨日の続きです。というわけで最初に展示を観覧したのは「ガスパビリオン」。マジックがメインの寸劇の中で「ガス」と「炎」の大切さを訴える、という感じのアトラクションで、ショーとしてはなかなか軽妙で楽しいものでした。ただ、マジックは比較的シンプルなもので、大仕掛けで派手なイリュージョンを想像していた身としては若干拍子抜けの感も(笑)。まあ、どうしても期待してしまいますからねぇ。1時間並んで見るとちょっとガッカリするかもしれません(失礼)。予約不要の一般展示では、「燃える氷」といわれるメタンハイドレードの燃焼実験をやっていました。知ってはいるのですが、やはりどう見ても氷にしか見えないメタンハイドレードが炎をあげて燃えるのは不思議な感じです。ショーとあわせて、予約して見に行けば子どもにはけっこう楽しいパビリオンだと思います。
さて、案の定ガスパビリオンにいる間にグローバルハウスの整理券の時刻は過ぎてしまいました(笑)。そこでもう一度整理券を貰いに行くと、やはり行列もなく入手できそうです。で、貰ってみると今度は三菱未来館の予約時刻とみごとにバッティング(笑)。何度も貰うのも気がさすので、とりあえずはマンモスラボの単独観覧に向かいます。
この単独観覧、より多くの人にマンモス観覧してもらうために開幕後に追加されたコースということで、並べばグローバルハウスからの見学者のいない空き時間にマンモスだけ見られるというものです。けっこう行列の人数はいましたが、係の人は「10分くらいです」というので並んでみたら、本当に10分でマンモスラボに到達しました。内部は「歩く歩道」式のコンベアで移動していくものなので流れはスムーズ。
で、肝心のマンモスですが、思ったよりは一回り小さい感じで(やはり期待は過大になるのです(笑))、それでも現代のアジアゾウくらいでしょうか。写真で見たとおり牙も立派に残って、概観上はほぼ完全に保存された頭部のようでした。これが数千年前には生きていて、その後ずっと地中にあったのかと思うとやはりなんともいえない感慨を覚えて、一見に値するなと思いました。
さて万博の目玉といわれるマンモスを無事観覧し、またしてもグローバルハウスの整理券獲得に向かいましたが、さすがに今度は午前中の分は終了。結局グローバルハウスとは縁がありませんでした。
そうこうするうちにお昼時になり、「愛・地球広場」を横切ってレストランの多いあたりに向かいますが、前にも書いたようにこの時間帯は行列が長く断念。イタリア館の近くを通ったので様子を見てみると60分待ちとのことなので、これは後回しにすることに。ジェットコースター?が人気のドイツ館は120分待ちになっていました。これは当初はそれほど鳴り物入りではなかったらしいのですが、来場者の口コミなどで好評が伝わったものだとか。
というわけでとりあえずグローバル・ループ上のベンチでスポーツドリンクを飲みながら休憩。持ち込んだモバイルで情報をチェックしたり(ガイドブックにはない最新情報もネットにはありますから、モバイルはある意味必携品かもしれません。他にも何人かモバイルを開いている人をみかけました)、メールをチェックしたりして「昼休み」を過ごし、午後の部に突入?です。午後といってもまだまだ一日は長い、というわけで続きは明日。