失礼ながらhamachan先生にひとこと

上記のエントリを書くべくhamachan先生のブログを拝見していたところ、このようなエントリが。

地震学者と経済学者

 いや、地震なんか来ないよ、大丈夫だよと言ってたら地震が来てしまった、ということで禁固6年になる地震学者に比べたら、ケーザイ学者って気楽なもんだね。

 いやサブプライムだろうが何だろうが大丈夫だよ、今やニューエコノミーだよ、金融万歳万歳といってたらリーマンショックが来てしまった方々は、何のお咎めもなしに意気軒昂なようですけど。

 もちろん雑件です。コメントの要なし。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7637.html

ご自身も「コメントの要なし」と言われているものにネタにマジレスも格好悪かろうとは思うのですが、ひとことでなく何ことか(笑)。お気持ちはわからないではありませんが先生これはいくらなんでもと思いますので。

  1. まさかイタリアの地震学者の方々がお咎めを受けたのをよしとしておられるわけではないでしょうね。
  2. ケーザイ学者と経済学者は違う概念だということだろうと思うのですが、しかし経済学(者)一般にきわめて否定的な印象を与えるものであり、こうした書き方は経済学者に失礼であると思います。私は今のわが国においては金融政策ができること/やるべきことがまだ多くあると考えているという意味でリフレ派ですが、hamachan先生が一部の人を「りふれは」と称して断罪されるのは多くの人にとって私のようなリフレ派への断罪と受けとめられかねないという心配があり、決していい気持ちのものではありません(一部の人の意見・行動そのものを断罪されるにはもっともと感じることも多々あります)。
  3. 先生のいわゆるケーザイ学者が仮になんら誤りを認めず(社会的にも)お咎めを受けていないとしても、基本的に誤りを認めずしたがって責任をとることもないキャリア官僚は原告適格に疑問があると思います。失礼な俗論で申し訳ありません。