もうひとつ日記

9月15日のエントリhttp://d.hatena.ne.jp/roumuya/20090915)で取り上げた財務省高田英樹氏ですが、国家戦略室のスタッフになるそうです。

 財務省は28日、主計局の高田英樹主計官補佐を同日付で内閣府秘書室に異動させた。国家戦略室のスタッフに就任する見通し。高田氏は英財務省へ出向し、予算編成に携わった経験を持つ。英国をモデルに政治主導への転換を目指す菅直人副総理・国家戦略担当相を支える役割を担う。
 菅国家戦略相の事務秘書官には主税局の大矢俊雄参事官が就任。主計局の松浦克巳参事官も仙谷由人行政刷新担当相付の内閣府参事官に異動。仙谷氏の事務秘書官になる見通しだ。「脱官僚主導」の予算制度改革のカギを握る国家戦略室と行政刷新会議の双方の担当相の秘書官を霞が関の「象徴」ともいえる財務省職員が務める形になる。(00:28)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090928AT3S2802V28092009.html

高田氏にはおおいに「志高く」がんばってほしいものですが、財務官僚が随所?に配置されるというのは、小泉政権発足時も、古くは細川非自民連立政権発足時にもあったような記憶があります(記憶違いかもしれませんが)。なにか従来と違うことをやろうとすると、やはり予算を知悉した財務官僚の力は必要ということでしょうか。いずれにしても、今回の民主党政権の政策はかなりバラマキ色が濃いので、放漫に陥らないという意味でも財務官僚による牽制は重要なのかもしれません。高田氏に限らず、各位にも「志高く」がんばってもらいたいものです。