日記

ついでに(失礼)hamachan先生のブログからいくつかネタをいただきます。

総論ありて各論なし

17日のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20081017#p1)でとりあげた中労委の同意人事ですが、結局民主党も同意したようです。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-3eb6.html

 おそらく、支持団体の連合から、馬鹿なまねはやめてくれというインプットが入ったのでしょうが、こういうところに民主党という政党が抱える最大の問題点、すなわち方向性がどうとか言う前に、まずもってそもそも各論がなんにもわかっておらず、頭の中には総論しかないという病弊がよくにじみ出ているように思われます。

御意。まあ、とにかく政局にして解散させたい、総選挙をやりたいという方針のなせるわざ(とにかく与党を困らせたい)という部分も(少なくともこれまでは)あったでしょうから、根本的な病弊とまで言ってしまうのは民主党にやや気の毒な感もありますが(甘いかな)。

医師の計画配置

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-476b.html
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-bffc.html
読売の医療・介護改革案についてのエントリです。ここで、医師の計画配置についての読売の記事が紹介されています。

 厚生労働省の佐藤敏信医療課長は18日、秋田市内で講演し、医師の計画配置について「結論から言うと、計画配置をする考えはある。よい規制だ」と導入へ前向きな考えを示した。
 佐藤課長は、医師の計画配置には、職業選択の自由や官僚統制などを理由に批判があるとしながらも、「今はハコ(病床数)の規制があるのに、人の規制はできない」と現状に疑問を投げかけた。講演後の質疑に答えた。
 医師の計画配置を巡っては、読売新聞は16日に発表した医療改革の提言で、医師不足解消を図るため、若手医師を地域・診療科ごとに定員を定めて配置するよう求めている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081018-OYT1T00510.htm

私は以前、どうせなら医師は全員国家公務員にしてしまえ、という暴論を述べたことがあります。どうせ公定価格(≒賃金制度が同一)なわけだから、だったら国が人事権を持てば偏在の問題は解決するわけで。
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=59536&log=20010330
かなり前のものなので、内容拙劣、表現下品で今から読むとどんなもんかなと自分でも思うところはありますが…まあネタということでご紹介。