ヤマダ電機

28日の日経新聞から。なにかと問題の指摘されてきたヤマダ電機ですが、従業員の連休取得の促進に乗り出したそうです。

 家電量販店最大手のヤマダ電機は今年度から、年に二回、夏休みなどとは別に連続して三日以上の休日を取得するよう従業員に促す。このため休日数を三日増やし計百九日とする。同社は元日営業の廃止を決めており、従業員のワークライフバランス(仕事と生活の調和)に配慮して人材確保にもつなげる。三連休以上の取得を推奨するのは、年中営業が一般的な家電量販店では珍しい。
 今年度から上期と下期に一度ずつ、三連休以上の取得を促す。グループの正社員や契約社員の計約一万五千人を対象とし、人材流出を防いで営業力強化にもつなげる。
 同社は二〇〇九年から家電量販店では初めて、グループ全千店強で一斉に元日営業をやめることを決めた。パートを含む約三万人が休む。最大約百億円の減収要因になる可能性があるが、労働環境の改善を優先する。
(平成20年4月28日付日本経済新聞朝刊から)

3連休が2回で休日数を3日増やすというのが微妙に計算があわなくて理解が難しいのですが、書きぶりからはどうやら週休2日+1日の3連休ではなく、週休とは別の3連休、すなわち週休と接続すれば5連休も可能という制度のようです。だとすると年2回で6日の休日が新たに必要となるはずですが、残る3日は年次有給休暇で対応というところでしょうか。3万人で最大100億円ということはひとり30万円強、6日で30万円強なら1日5万円強。まあ、そのくらいは売り上げているのでしょうか。