厚生労働省「多様就業型ワークシェアリング制度導入実務検討会議」報告書

私も委員を務めた検討会の報告書です。こちらは1月19日に発表されています。「短時間正社員」の導入が眼目です。あまりフィージブルではない印象のある「短時間正社員」ですが、たとえば介護分野などは、短時間勤務のニーズがあり、価格が公定価格で、時間割で賃金を設定しやすく、かつ中長期的に拡大が見込まれて大きな需要減退に見舞われる心配が比較的ないうえに介護保険制度があって経営が安定させやすいといった条件が整っており、短時間正社員制度は比較的やりやすいのではないかと思います。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/01/h0119-1.html