銀行員、十年連続減少

今朝の日経新聞によれば、金融機関のリストラで、銀行員が十年連続で減少しているのだとか。いわゆる正社員は94年の約46万から、今年は30万人弱と10年で3分の2という激減ぶり。金融機関では賞与を中心に賃金水準も見直しが進められています(もっとも、それでもまだ世間よりかなり高いようですが)し、受難の10年間というところでしょうか。
いっぽうでサービスのほうは確実に改善しているわけで、ユーザーからみれば格別利便性が低下しているわけではありません。3分の1も減らして十分やれているということなら、以前はよほど仕事が楽だったんでしょうねぇとイヤミのひとつも言いたくなります(しかも、世間水準を大きく上回る高給だったわけですし)。まあ、銀行員諸氏は決して楽という実感はなかったでしょうから(むしろハードワークだと考えられていた)、非効率、というのが正確なところでしょうが。
もっとも、金融機関にも言い分はあるかもしれません。

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