日本労働研究雑誌10月号

(独)労働政策研究・研修機構様から、日本労働研究雑誌10月号(通巻687号)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。

今回の特集は「大学教育の「実践性」」というもので、専門職大学を契機に企画されたもののようですが、昨今「人生100年時代構想会議」などというのも始まってリカレント教育にも注目が集まりはじめており、たいへん時宜にかなった特集といえそうです。
個人的には、先月某研究会の調査で石川県におもむき、金沢大学、金沢工業大学北陸先端科学技術大学院大学などを訪問してお話をうかがってきましたので、門間「石川県におけるインターンシップの推進の状況」はたいへん興味深く読みました。その際にも金大・金工大の方々が口々に「学生の地元志向は(受け皿が多いこともあり)非常に強い」と言われていて、中島・堀「大学生の就職活動の変化」の「全国の学生が大都市圏で就職活動をしているというイメージはあたっていない」という指摘もなるほどそうなんだろうなと思ったところでした。なんか23区内の大学の定員増は認めないとか、どれほど意味があるんだろうとか。