NIRAオピニオンペーパーNo.18「エイジレス就業の道を拓く」

(公財)総合研究開発機構の辻明子さんから(だと思う)、NIRAオピニオンペーパーNo.18「エイジレス就業の道を拓く−支えられる存在から支え合う存在へ」をお送りいただきました。ありがとうございます。
こちらから全文がお読みになれます。
http://www.nira.or.jp/president/opinion/entry/n151005_788.html
主張としては上のページにあるように

 能力からみて、高齢者が働くことのできる職業を具体的に提示すべく、われわれは科学的知見をもとに、職業分析を行った。分析結果によれば、高齢者は80%弱の職業で働くことが可能である。そのうちのおおよそ半数は、経験がなくても働ける職業であり、残りの半数も経験があれば継続して働くことができる職業である。また、20%強の職業では、高齢者が働くためには配慮が必要である。しかし、現在の65歳以上の就業者の比率は、この結果から乖離しており、高齢者の就業上のミスマッチが認められた。

ということで、その克服のためには

…日本社会に根強く残る「エイジズム」を克服し、年齢に関係なく能力に基づいて働くことができる「エイジレス就業」を実現しなければならない。それは、高齢者を過小評価せず、過大評価もせず、等身大の能力を科学的知見に基づき、正しく理解することから始まる。

と述べられています。
まあエイジスム云々はともかくとしてあとは正直そんなこと言われなくてもわかっとるわいと申しますか、そんなん簡単にできりゃ苦労しねえよというのが率直な印象ですが、もちろんA4版4ページという非常に短い要約的な文書ですのでこれだけであれこれ判断することはできないでしょう。上記ページのリンク先に関連資料が豊富にあるようですので、追い追い勉強させていただこうと思います。