（こちらはまだASINコードがついていないようなので後日入れます）
こちらは現役の産業医であり、制度の導入検討にも関与された増田将史先生によるストレスチェックの導入マニュアルで、法的側面について経営法曹の石井妙子先生が監修されています。
ストレスチェックは先般の安衛法改正で今年12月から従業員50人以上の企業はその導入が義務化されることとなっており、すでに関連の政省令・通達等も出そろい、マニュアルやツールなども厚生労働省から提供されています。とはいえ、行政のマニュアルというのは往々にしてわかりにくかったり細部の疑問が残ったりするものであり、したがって各種説明会やセミナーなどが盛況を呈することがままあるわけです（最近の例ではマイナンバー制度とか）。
ストレスチェックについては特に、保健衛生上の専門知識を要する分野であり、厚労省提供のマニュアル等は管理職層や人事担当者にはわかりにくいというか、いまひとつピンとこないことが懸念されます。この本はこうした人たち向けのわかりやすい解説書になっており、現に年末には制度導入を迫られている各社担当者にはかなり有用なものではないかと思われます。
