いやどうぞ十分にお気をつけください、と文字どおり読んでみるテスト(謎)。
それはそれとして今朝の日経から。

 政府は22日、中長期のエネルギー政策について国民の声を直接聞く意見聴取会を大阪市と札幌市で開いた。大阪では2人の関西電力社員、札幌では1人の電力関連会社の社員がそれぞれ事前に発言を辞退した。政府が電力会社や関係会社を発言者から除く方針を決めたことを受け、事務局が要請したという。
平成24年7月23日付日本経済新聞朝刊から)

言論の自由はどこに。いやマスコミさんは本当にこれでいいんですか。定められた手続きにしたがって申し込んで正当に選ばれた人なんですよね?それを事後的に政策的意図をもって事実上排除するというのはどうなんでしょう。
まあ、意見聴取会は広く国民の意見を聞く場だし、電力会社はほかにもいろいろ発言の場はあるだろうからここは譲ってくださいという理屈ならわからないでもありません(利害関係者だから、と言っている人にはじゃああなた利害関係者じゃないんですかと問い返したくはなりますが)が、しかし電力会社の人の意見を聞かずしてどうするという気もするなあ。なおエネルギーミックスの議論そのものについてはここでは回避します。なんか地雷踏みそうだし。