「産政研フォーラム」93号

(財)中部労働・産業政策研究会(中部産政研)様から、季刊の機関誌「産政研フォーラム」2012年春号をお送りいただきました。ありがとうございます。
中部産政研のウェブサイトにはまだ掲載されていないようですが、いずれ以下に掲載されるものと思います。
http://www.sanseiken.or.jp/forum/index_93.html
今回は小池和男先生、神野直彦先生、加護野忠男先生と大御所の揃い踏みなのですが、「未来の考察」と題した南山大学教授の八木エドワード先生の論考を面白く読みました。日本の人口が増えすぎて人口密度が高すぎるのが問題であり、少子化はその帰結だという、最近ではあまり見ない議論でかえって新鮮でした。本誌の呼び物である大竹文雄先生の連載「社会を見る眼」では、行動経済学の知見が実用的に役立つという話がわかりやすく解説されています。