高卒採用戦線スタート

今週から高校新卒者の採用が解禁ということで、月曜日の朝刊に公正選考を求める厚生労働省の広告が掲載されていました。「応募者の適性と能力を基準とした公正な採用選考をお願いします。」とあり、応募書類は全国高等学校統一応募用紙を使用すること、身元調査は行わないことなどを呼びかけています。かつてに較べればずいぶん改善されているのではないかと思いますが、それでもこうした広告が出るということは、必ずしもルーチンというわけではなく、公正でない選考がまだまだ残っているということの裏返しでしょう。残念なことです。
面白いのは、この広告のイメージキャラクター?に大崎電気所属の人気ハンドボールプレイヤー、宮崎大輔選手が採用されていることです。添えられたコピーは「誠実なジャッジをお願いします!」。これは当然ながら、ハンドボール五輪予選での「中東の笛」を念頭においたものでしょう。お役所らしからぬユーモア感覚というところでしょうが、中東各国に不快感を与えて外交的によろしくないのではないか…というのは、まあ無用な心配でしょうね。