2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

八代尚宏『日本的雇用慣行を打ち破れ』

八代尚宏先生から、ご著書『日本的雇用慣行を打ち破れ−働き方改革の進め方』をご恵投いただきました。ありがとうございます。日本的雇用慣行を打ち破れ作者: 八代尚宏出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2015/04/23メディア: 単行本(ソフトカバー…

成果で評価?

きのうから日経新聞の連載企画「働きかたNext」が再開しています。今シリーズのテーマは「報酬を問う」となっておりますな。初日のきのうのお題は「お花見、その時給は/物差しは「成果」に」ですが、取り上げられているのは花見そのものではなく花見の場所…

経団連に「朝型勤務」普及を要請

どのタグにするか迷いました(笑)。ちょっと旧聞ですが一昨日の日経新聞に小さく報じられていました。 塩崎恭久厚生労働相は20日に東京・大手町の経団連を訪れ、出退勤の時間を前倒しする「朝型勤務」を企業に促す要請書を榊原定征会長に手渡した。塩崎厚…

「成果で評価」をめぐって

読者の方から日本労働弁護団の「エグゼンプションを「成果に応じた賃金制度」と喧伝することに抗議する声明」について見解を求められたので少し書く。普通であれば労働弁護団の声明をとりあげても議論がかみ合わなかろうと思うわけだが、しかし議論の整理の…

野川忍・山川隆一・荒木尚志・渡邊絹子『変貌する雇用・就労モデルと労働法の課題』

刊行されました。2-2「現場の実情を踏まえた法政策の検討−企業実務の立場から」を書いております。まとまったものを書いたのは久々だったのでかなり難渋して編集の方にご迷惑をおかけしました(申し訳ありません、って見てないか)。ただまあ私が入稿してか…

日経平田育夫氏が相変わらずな件

この見出しなら支障はなかろう(笑) さて昨日の日経新聞朝刊のコラム「核心」に同紙本社コラムニストの平田育夫氏が登場しておられましたのでご紹介したいと思います。本ブログでもときおり紹介してきたように同氏が経済部長を務めておられた時代の同紙の報…

みちのく銀行、継続雇用を70歳に延長

今朝の日経新聞で小さく報じられていました。 みちのく銀行は4月から、行員の定年後の継続雇用期限を65歳から70歳に延長する「キャリア70プラン」を導入した。少子化で新卒採用が難しくなると予想される中、豊富な知識や経験、人脈を持つシニア行員が…

専門型裁量労働制が適用できない大学教授

労働時間制度をめぐる議論はいまだに混迷しているようですが、それでもなんとか高度プロフェッショナル労働制の新設や裁量労働制の拡大をふくむ労働基準法改正法案もまとまり、まあ一歩前進と言うところでしょうか。もちろん国会審議はこれからなのでいつ成…

玄田有史『危機と雇用』書評

「キャリアデザインマガジン」に掲載した書評をこちらにも転載します。 この日曜日の毎日新聞に大竹文雄先生による格調高い書評が掲載されていたので、勝手に恥ずかしい気がしておりますが、まあ読み較べる人もいないでしょう。危機と雇用――災害の労働経済学…

NIRA「わたしの構想 高齢者が働く社会」

総合開発研究機構(NIRA)の辻明子さんから(だと思う)、機構の政策リーフレット「わたしの構想」No.9「高齢者が働く社会」をお送りいただきました。ありがとうございます。 以下から全文がお読みになれます。 http://www.nira.or.jp/pdf/vision9.pdf 「わ…