2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧
きのう連合のメーデーが開催され、そのもようが各紙で報道されています。3万人を超える参加者で賑わったということで、まずは盛会となってまことにご同慶です。 連合の第80回メーデー中央大会が29日、東京都渋谷区の代々木公園で開かれ、約3万5880…
日曜日の日経新聞に掲載されている「そこが知りたい」というインタビュー記事に、韓国の労働相である李永熙氏が登場しておられました。お隣の国韓国では、日本に先駆けてワークシェアリングが拡がっているそうです。非常に興味深い記事なので備忘的に転載し…
労働政策研究・研修機構のウェブサイトには、研究員によるコラムのコーナーがあります。月2回くらいのペースで更新されており、先週金曜日からは、池添邦弘副主任研究員の「ワーク・ライフ・バランスに想うこと」というエッセイが掲載されています。ちょっ…
いつもいつも池田先生頼りではいけないのですが(笑)、それにしても「池田信夫blog」の今日のエントリ(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/706ab37b90a9298056c88e3269435b91)が面白すぎたのでひとことご紹介。お題は「希望について」で、さらに前の日の…
きのう取り上げた「休日改革」ですが、ごく初歩の(ryは別として、非常に興味深い論点を含んでいますので続けて取り上げてみたいと思います。 政府は観光市場の拡大に向け、自治体が独自に設けている休日を土曜や日曜につなげて連休にするなどの「休日改革」…
次は内定取り消しの企業名公表に関する記事です。 …日本綜合地所(会社更生手続き中)など大手企業で内定取り消しが相次いだことを問題視した与党の後押しで、厚労省は一月に十人以上の内定を取り消し、別の就職先も確保できなかった企業を明らかにすると発…
まずは「観光振興へ「休日改革」会社の有休、取得へ新会計」という記事です。年次有給休暇の取得を促進して観光を振興するためのアイデアの提案なのですが…。 …五割弱と世界でも低い水準にとどまる有給休暇の消化率を引き上げ、家族でレジャーに出かける環境…
必ずしも表題のとおりではありませんが(笑)、きのうの日経新聞夕刊から2題。
「キャリアデザインマガジン」第84号に掲載したエッセイを転載します。おお、追いついた(笑) 非正規労働はなぜ増加したのだろうか。これは日本の労働市場における長期雇用慣行との関係が深い。長期雇用慣行は、事実上定年までの何らかの形での雇用をコミッ…
人を活かす企業が伸びる―人事戦略としてのワーク・ライフ・バランス作者: 佐藤博樹,武石恵美子出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/11/15メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (4件) を見る「キャリアデザインマガジン」第84号…
「労基旬報」紙に、「現場からみた労働政策」というコラムを連載することになりました。http://www.jade.dti.ne.jp/~roki/ 第1回掲載紙の販売期間が過ぎましたので、ここにも転載しておきます。これまで書いてきたことと思い切りかぶりまくりますが…。 派遣…
驚いたことに、きのうの日経新聞夕刊の「さらりーまん生態学」というコラムで、作家の江波戸哲夫氏がこのブログの記事に言及しておられました。 話題は池田信夫先生の「ノンワーキング・リッチ」に関するものです。 少し前<池田信夫ブログ>で、問題はワー…
RIETIホームページの「雇用危機:克服への処方箋」、きょうはいよいよ大竹文雄先生の登場です。タイトルは「景気悪化と非正規雇用」、前回までと較べてかなり長文なので、失礼ながら端折っていきます。ぜひ原文におあたりください。 http://www.rieti.go.jp/…
さらに続けてRIETIホームページの「雇用危機:克服への処方箋」をご紹介します。昨日同様コメントは簡単に書いていきますので説明不足があると思いますがご容赦を。第4回は川口大司一橋大学准教授で、お題は「雇用の非正規化・長時間労働の原因探れ」です。…
きのうに続いてRIETIホームページの「雇用危機:克服への処方箋」を取り上げまず。ブログの進行が大幅遅れなので、コメントは簡単に書いていきます。説明不足があると思いますがご容赦を。 第3回はRIETIの鶴光太郎上席研究員自らの登場です。タイトルは「「…
きのうに続いてRIETIホームページの「雇用危機:克服への処方箋」を取り上げたいと思います。おお、これは何回かいけるぞ(笑) ということで第2回は大阪大学の小嶌典明先生のご登場です。強硬な規制緩和論者にして労働法学者の珍種(失礼)として知られる…
そういえば、4月2日に開催された経済産業研究所(RIETI)の政策シンポジウム「労働時間改革 日本の働き方をいかに変えるか」に行ってきました。そのうち資料や内容などもRIETIのホームページに掲載されるでしょう。 今日のところは、その際に資料として配…
hamachan先生のブログで拾ったネタです。西野弘さんという方が、日経ビジネスオンラインで「教育費をタダにせよ 親の所得格差が生み出す教育格差は亡国への道」という主張を展開しておられます。内容の大半は、スウェーデンの事例紹介で、北欧キター(笑)の…
このところ困ったときの池田信夫先生、という感じになっている当ブログですが、4月2日付の「たった1%の賃下げが99%を幸せにする」というエントリも非常に興味深く読みました。 http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/5e942b8aab35f4d953f67c3cd6b4f7e3 この面…
金曜日のエントリで取り上げた日経ネットPlusの「ちょっと待った領空侵犯」ですが、実はもうお一方コメントされていて、これがまた業界一のイカサマ師(笑)城繁幸氏です。そうか、福井、城ときたか(爆) それでは見てまいりましょう。 日本企業は新卒採用…
きのうのエントリのフォローですが、日経新聞がやっている日経ネットPlusというサイトに「領空侵犯」についてコメントできる「ちょっと待った領空侵犯」というコーナーがあります。で、きのうご紹介した山田氏の記事にコメントしているメンバーがなかなか面…
今週月曜日の日経新聞「領空侵犯」には、中央大学教授の山田昌弘先生が登場されました。言わずと知れた「パラサイト・シングル」や「希望各社社会」のお方であり、キャッチフレーズは別としても、言いにくい現実を遠慮なく指摘しながらの議論はたいへん興味…
「賃金事情」2559号(2009年3月5日号)に寄稿したエッセイを転載します。 「内部留保で雇用は守れるか」 本年正月明け早々の平成21年1月5日、「河村建夫官房長官は五日午前の記者会見で、派遣社員の雇い止めなど深刻化する雇用問題の対応策として、企業側…