2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本は仕事意欲が世界最下位

今朝の日経産業新聞に、日本の従業員は仕事意欲が世界最下位、という調査結果が報じられていました。 日本の従業員は仕事意欲が世界で最下位――。人事コンサルティング大手タワーズペリンが2005年8月に世界16カ国で実施した調査で、日本の従業員のうち仕事に…

ホームページ

なんと、こちらも1月中旬以来更新をさぼっておりました。一気に更新しましたが、あまりにたまっていたので「新着情報」から2件あふれてしまいました(^^;;;

メールマガジン

ということで「労務屋の労働雑感」を発行しました。なんと、昨年12月以来で3ヶ月以上も間があいてしまった(^^;;今後せいぜい書かなくては。日々のブログより少し充実したものを…と思っているのですが、ブログ書くだけでも手一杯だものなぁ。ちょっと妥協も…

中高年の既得権と若年雇用

3月23日のエントリで、大竹文雄先生の所論に関連して「90年代に既存正社員の賃金を引き下げて正社員雇用の需要を増やそうとすると、相当程度大幅な引き下げが必要であり、しかも需要増の効果は限られていると思う」ということを書いたところ、「賃金引き下…

短時間正社員の中吊り広告

最近、電車の中吊り広告で「ライフスタイルに合わせた働き方『短時間正社員制度』を考えませんか?」という厚生労働省のPRを見かけます。ポスターもあるようです。 http://www.mhlw.go.jp/topics/2006/03/tp0308-2.html ワーク・ライフ・バランスをはかる…

「配分」問題の見方

今朝の日経新聞「経済教室」に、慶応大学の清家篤先生が登場して今春闘を総括しておられます。「配分」問題が課題、という指摘はそのとおりと思います。その中で、正社員と非正社員の格差是正にもふれられています。 …労働者間の分配問題は正社員と非正社員…

企業が「人を大事にする」ということ

先日も大竹文雄先生の格差論をとりあげましたが、きのうの日経新聞「経済論壇から」では、大竹先生が若年層の格差をめぐる議論を整理されています。そのなかで、産業再生機構の冨山和彦氏の所論が紹介されています。 不況が若年層に集中的に影響を与えたのは…

日記

古本屋で、仁木悦子の文庫本が20冊以上並んで出ていたので大人買い。だれかまとめて処分したのでしょうか。かなりの部分は読んでいると思うのですが、あらすじを思い出せるのは「猫は知っていた」くらい(笑)。相当楽しめそうですが、いつ読むのやら(笑)。

労基法違反で実刑判決

今朝の読売新聞によると、北海道で、労基法違反事件で実刑判決が出たそうです。 中国人技能実習生を含む従業員計35人に賃金を支払わず、労基法違反(賃金未払い、時間外労働など)の罪に問われた、室蘭市内の縫製会社「ルックラン」(休業中)の元社長、アル…

若年層の所得格差拡大

大竹文雄先生がブログで若年層の格差拡大について論じておられ、bewaadさんやrascalさんがコメントしておられます。 http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2006/03/post_ba15.html http://bewaad.com/20060321.html#p01 http://d.hatena.ne.jp/kuma_asset…

情報源秘匿

先日、東京地裁で「守秘義務違反の疑いがある場合は、公務員の情報源秘匿は許されない」という判決が出て、マスコミ各社は「それでは官庁の公表資料以上の取材ができなくなる」と猛反発しました。まあ、商売あがったりになるマスコミとしては反発するのは当…

ストライキしてる場合なのか?

日本航空グループの9労組のうち最大のJAL労働組合を除く8労組は20日、4月実施予定の賃金カットを撤回するよう求める要求書を会社側に提出した。8労組は賃金カット撤回を春季労使交渉の要求の一つとしても掲げているが、会社側との主張の隔たりは依然…

フリーアドレス

日立製作所は4月以降、社員の座席を固定せず自由な席で仕事ができる「フリーアドレス制」を本格導入する。情報・通信グループの1万5千人を対象に順次実施、他の事業部での導入も検討する。組織の壁を超えた仕事をしやすくすることやオフィス経費の削減な…

きのうの日経から

面白い記事がいくつもあったので、いくつか。

ニートは労働問題ではない?

今日の読売新聞夕刊「論壇2006」では、気鋭のイデオローグ(?だと思うのですが)時田英之氏が「ニート」問題の論調をとりあげていました。その中で、哲学誌(?)に掲載された小田晋氏のインタビューが紹介されています。 ニートの問題を考えるためには彼ら…

フランスの若年雇用対策

フランスで、若者を対象にした新しい雇用制度に対する反対運動が起こっているそうです。これは初期雇用契約制度(CPE)といわれるもので、従業員20人以上の企業が26歳未満の若者を雇用した場合、試用期間の二年間は理由を示さずに解雇できるとしています…

アルバイトの時給も上昇

今朝の日経新聞によれば、アルバイトの時給も上昇しているそうです。 アルバイト時給が上昇している。景気回復による人材需要の増加で人手不足が恒常化していることが背景だ。人件費負担が増えるのを懸念して時給引き上げに慎重だった企業も、これ以上の人手…

季刊労働法4月号

季刊 労働法 2006年 04月号出版社/メーカー: 労働開発研究会発売日: 2006/03/15メディア: 雑誌 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見る本日発売。「企業実務家からみた労働契約法の必要性」という論文を寄稿しました。 http://www.roudou-kk.co.jp/…

人材派遣、活況

今朝の日経新聞によれば、紹介予定派遣が好調ないっぽう、派遣の人材確保が難しくなってきているそうです。 人材紹介大手のリクルートエイブリック(東京・千代田)が毎週火曜日に本社で開く転職希望者向け説明会は、20代後半以降の女性の姿が目立つ。いま彼…

かなりこなれてきた成果主義論議

日経新聞社会面の長期連載コラム「サラリーマン」は、このところ成果主義の近況(?)を取り上げていましたが、今日は読者投稿の紹介にあてられていました。さすがに成果主義も普及しはじめてから10年以上が経過し、だいぶ議論が整理されてきた感があります…

マタニティマーク

厚生労働省はかねてから「マタニティマーク」の図案を募集していましたが、このたび決定したそうです。なかなか愛らしいマークですね。 ときにマタニティマークとは? 「各種交通機関における優先的な席の確保については、優先席のマークなどにおなかの大き…

育休制度で出産3倍

育休制度が出産を促進するという調査結果が出たそうです。 育児休業制度のある職場で働く女性の方が、同制度のない職場で働く女性より、一年間で子供を産む割合が約3倍高いことが8日、厚生労働省の「第3回21世紀成年者縦断調査」でわかった。制度があって…

逆OB訪問

今朝の日経新聞に、就職状況の好転をよく表した記事が掲載されていました。 「一人一回は必ず大学に足を運んでください」。昨年末、神戸製鋼所は若手技術者にこんな「指令」を出した。大学との共同研究が狙いではない。有望な研究者の卵をスカウトするためだ…

外国人雇用税

今朝の日経新聞「経済教室」で、千葉大学教授の手塚和彰先生が外国人労働を論じています。部分的には異論もありますが、同感できる部分も多く、議論の材料としてはまとまったものだと思います。 とりあえず、一ヵ所だけ、どうも違和感の強い部分があるので、…

タクシー運転手の賃金

タクシー運転手の低賃金が「規制緩和の弊害」としてたびたび引き合いに出されますが、今国会では格差問題も議論されていることもあってか、きのうの参議院予算委員会でも取り上げられたようです。 谷博之氏(民主) 2004年のタクシー運転手の賃金実態を見る…

金融経済の専門家、後進へのアドバイスを語る

本日配信されたJMM『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』【メール編:第365回】は、「金融機関への就職・再就職を目指す人へのアドバイス」でした。金融経済の専門家たちから、後進への暖かいアドバイスが並んでいて心温まるものがあります(本当です。…

労基署職員の名をかたる不審電話

愛知県で労基署職員の名をかたる不審電話が横行している、という新聞記事をみつけました。 一宮、江南、津島市などで、労基署や労働基準局の職員の名をかたり、個人情報を収集しようとしている不審電話が急増していることが、2日、一宮労働基準監督署のまと…

ファイザー

日航のゴタゴタが話題になっていますが、そういえば、先日リストラをめぐる労使紛争を紹介したファイザーでも社長が交代したそうです。 リストラを巡る労使対立が発端で社長が交代したファイザー(東京・渋谷)は1日、岩崎博充・新社長(63)が会見し=写真…

入社十年間は完全年功制

住友商事が、入社十年間は昇格や賃金に差がつかずに年功的に上昇する人事制度を導入するそうです。 住友商事は4月から、入社後十年までは同期社員の昇格や賃金に差を付けない完全年功制を導入する。チームワークを重視した人材育成や能力開発を確実に進める…

ベトナムで賃上げ求めるストライキ

今朝の朝日新聞によると、ベトナムでも賃上げを求めるストライキが起きているとのこと。 ベトナム南部に展開する富士通など複数の現地日本企業で、賃上げを求める従業員による大規模なストライキが広がっていることが28日、分かった。日本貿易振興機構(JE…