2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ホームページ更新

労務屋ホームページで、新しい労働雑感を書きました。お題は「プロ野球のリストラは進んだか」です。 というわけで、メールマガジン「労務屋の労働雑感」の283号も発行しました。 「数をこなす」シリーズですが、プロ野球選手会が発表した年俸のデータが面白…

安全と効率

JR西日本の脱線事故は、またしても「安全と効率」という古くからの問題をクローズアップしたようです。数年前に発生した、避難階段を倉庫がわりにしていた歌舞伎町雑居ビル火災も基本構造は同じことで、こうした事故の教訓はなかなか生かされないもののよ…

日本キャリアデザイン学会中間大会

6月4日(土)5日(日)の2日間、日本キャリアデザイン学会の中間大会が千葉県野田市で開催されます。 6月4日(土)−1日目 (1) 市内見学会(会員向け)12:30〜夕刻 東武野田線野田市駅前集合 キッコーマンものしり醤油館、上花輪歴史館、野田醤油発祥…

ホームページ更新

労務屋ホームページを更新しました。今回は書評の追加で、とりあげた本は大橋勇雄・中村二朗著「労働市場の経済学」(有斐閣)です。労働市場の経済学―働き方の未来を考えるために作者: 大橋勇雄,中村二朗出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2004/12/01メディア…

通災と労災

くだらないツッコミネタなのですが、今日の朝日新聞朝刊は、岐阜地裁が「単身赴任者が日曜日の夕方に家族のいる自宅から単身赴任先の社宅への移動中に発生した交通事故による死亡について、通勤災害と認める」との判決を出したことを大きく報じていました。 …

日本版ポリティカルコンパス

Political Compassの日本語版というのを作っている人がいるそうです。 http://sakidatsumono.ifdef.jp/political-compass.html (いまのところドラフト3だということなので、オープンソースで改良していこうという意図なのでしょうか。) 本家について「日…

ホームページ更新

労務屋ホームページで、新しい労働雑感を書きました。お題は「キャリアとジェンダー・エンパワーメント」です。 というわけで、メールマガジン「労務屋の労働雑感」の281号も発行しました。 たいして意味のない雑文ですが、まあ、書かないよりはよろしいかと…

きのうの続き

昨日のエントリに、たくさんのコメントをいただきました。私なりの考えを−−まだかなり生煮えの議論なのですが−−もう少し敷衍してみたいと思います。 貧困が精神の荒廃をもたらすことは明らかだろうと思います。喰うのに困っているのに精神的に豊かだからかま…

「好きなこと」=「仕事」にするべき?

人材ビジネスの老舗、毎日コミュニケーションズのサイト「毎日キャリアナビ」で、「好きなこと」=「仕事」にするべき?というネットアンケートをやっています。選択肢は「そう思う」「必ずしもそうではない」「どちらともいえない」の3つだけですが、結果…

「豊かさ」

きのうの日経新聞朝刊の「教育」欄に、日本青少年研究所理事長の千石保氏が「人間関係観 日米中の若者比較」という論考を寄せていました。 老後の親を「どんなことをしても面倒をみたい」という者は、(日本の高校生では)43.1%と半数を割る。米国高校生の6…

いろいろ

反日スト 報道によれば、中国の日系企業で「反日ストライキ」が起きているのだとか。普通、政治ストというのは自国政府への不満から起きるものですが・・・。もっとも、報道によれば太陽誘電の現地法人では処遇の改善を求める集会から反日ストになったようで…

労務屋ホームページ更新

労務屋ホームページを更新しました。今回は書評の追加で、とりあげた本は川喜多喬著「人材育成論」(法政大学出版局)です。人材育成論入門 (キャリアデザイン選書)作者: 川喜多喬出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2004/09/01メディア: 単行本 クリッ…

ホームページ更新

労務屋ホームページを更新しました。厚生労働省の広報誌「厚生労働」2004年12月号に掲載された、「意欲と能力のある限り−日本におけるエイジフリー社会とは?−」という座談会[PDF]をアップロードしました。ずいぶん以前のものなのに、スキャナで取り込んでア…

ホリスティックな支援

思いがけず?日経「経済教室」のフォローで一昨日から若年雇用対策シリーズになりましたが、今朝の「経済教室」では、社会学者の宮本みち子氏が欧州の若年雇用対策を紹介しています。 …近年の(EU諸国の)若年者雇用政策の手法は、従来とは変わってきてい…

いろいろな雑感

反日デモ 領土や教科書や歴史の問題なら、なぜ韓国や台湾では大規模なデモや破壊が行われないのでしょうか?(領土問題には台湾では関心は低いのかもしれませんが)報道されてないだけなのでしょうか? ライブドア やっぱり、グリーンメーラーだったのでしょ…

就職の仕組み

今朝の日経新聞「経済新聞」欄には、労働政策研究・研修機構の小杉礼子氏による若年雇用に関する論考が掲載されています。見出しは「就職の仕組み柔軟に 採用対象の拡大を」。「若年雇用への視点」という連載のようで、昨日が上、今日が中ですので、明日とあ…

「金融経済の専門家」若年雇用を語る

「金融経済の専門家」シリーズ第三弾です(笑)。村上龍氏主宰の著名なメールマガジン「JMM」、今回(4月11日発行)のお題は「若年層はバブルの後始末の犠牲者か?」というもので、設問は「日本の若年層の失業率は他の年齢層に比べて高いということがよく…

ニートと階層化

今朝の日経新聞「経済教室」に、玄田有史氏のニートに関する論考が掲載されています。見出しは「ニート、学歴・収入と関連 社会の階層化映す」というもので、最新の研究会の成果をふまえた非常に興味深い内容を含んでいます。 ニートが何万人か、というのは…

三池労組解散

三井三池闘争で日本の現代史に名前を刻んだ三池炭鉱労組が、一昨日解散大会を開き、解散しました。すでに三池炭鉱閉山から8年を経て、組合員は14人。実質的に活動を支えてきた「退職者の会」も同時に解散しましたが、その平均年齢は78歳。幕引きの時期が来…

労務屋ホームページ更新

労務屋ホームページの労働雑感を更新しました。今回のお題は「新社会人へ、新聞各紙の期待」です。 なんと前回の労働雑感から2か月も経ってしまいました(^^;;しかも今回の内容は、ほとんどただ新聞の社説を写しただけという手抜きなシロモノです。とほほ(^^…

東京商工会議所「中小企業・ベンチャー企業の人材育成作戦」

東商が「中小企業・ベンチャー企業の人材育成作戦−先達の知恵から学べ−」という冊子を送ってくれたので、読んで見たらこれが非常に面白く、思わず一気に読んでしまいました。 この冊子では、優良中小・中堅企業29社の調査をもとに、人材育成のポイントを事例…

育児保険で保育サービス抜本拡大

きのうの日経新聞朝刊「経済教室」欄に、坂東眞理子氏が「保育サービス抜本拡大 育児保険の創設を」との論考を寄せていました。ポイントを簡単にまとめると以下のようになるでしょうか。 ・少子化対策で最も必要なのは保育サービスを抜本的に増やすこと。 ・…

「勝ち組」だけど「負け犬」

久しぶりにキャリアデザインネタです(笑)。きのう配信された「JMM」の特別版(読者投稿)に、なかなか面白い記事がありましたので、それを題材に考えてみたいと思います。「証券会社社員:宮尾朋子」という人の投稿で、まず以下に引用、ご紹介したいと…

入社式トップ語録

4月1日、企業各社で一斉に入社式が行われ、各社の経営トップがそれぞれ新入社員への期待を語りました。きのうの日経産業新聞と日刊工業新聞は、「入社式トップ語録」と題してその一端を紹介しています。紹介人数は日刊工のほうがかなり多いのですが、その…

日経病

今朝の日経新聞朝刊のコラム「経営の視点」は、キヤノンを取り上げています。見出しは「企業の原点は内製化」「従業員の発想が価値生む」。 書いてある内容はなかなかもっともなもので、同感できるのですが、それにしても数年前まではアウトソーシングやファ…

労務屋ホームページ更新

労務屋ホームページを更新しました。今回もまた日本キャリアデザイン学会の一般向けオフィシャル・メールマガジン、「キャリアデザインマガジン」の第14号の発行にともなう更新です。 というか、まぐまぐのシステム・メンテナンスとサーバダウンのため、キャ…

政策努力で出生率2.0も可能

今朝の日経新聞によると、OECDが政策努力によって日本の出生率は2.0にまで引き上げられるという試算を発表したそうです。 日本の出生率は約2.0まで引き上げられる――。経済協力開発機構(OECD)は、日本の合計特殊出生率について、保育所の増加や育児…

採用戦線V字回復

日経新聞は今日の朝刊から、「V字回復 採用戦線」という連載コラムをスタートしました。今朝の記事によると、「企業の採用意欲が急速に高まっている」のだそうです。いっぽうで「数合わせで学生を確保する姿勢を改めている」とのことで、「優秀な学生は複数…